GACワインセラー(19本収納)【こだわりキッチン「プロの道具屋さん」】

イタリアの地図を見てみると

イタリアの地図を見ると、イタリアは本当に地中海に突き出たブーツの形に見えます。地中海に面したヨーロッパの国であるスペイン、フランスは、海岸線が比較的平らに続いているのですが、突然イタリア半島が突き出てきます。
イタリアの地図をじっくりと見てみると、北はアルプス山脈の南麓の山地帯、東にはアドリア海、西にはテレニア海、南にはイオニア海と面しており、気候風土も多岐にわたっています。半島の先には、シチリア島があり、テレニア海にはサルデーニャ島が存在しています。
イタリアの民族としてはイタリア人が大半を占めているのですが、地域の特性が同じイタリア人でも性格の違いを生み出しているようです。イタリア人といえば陽気な人々を想像しがちですが、北の寒い地域は寡黙な気質の人が多いようです。
イタリアに海外旅行に行く日本人も多く、日本人にとって割りと身近な感じのする国ではないでしょうか。観光地としてもローマやミラノ、ナポリ、ヴェネツィア等、多くの日本人を魅了しています。
イタリアの地図を見ていると、さまざまな発見があり、とても興味深いですね。

イタリアの地図〜州

イタリアの地方行政は20の州が最上単位で、さらにイタリア全土で110の県に分かれています。
イタリア北西部には、1.ヴァッレ・ダオスタ州(アオスタ)、2.ピエモンテ州(トリノ)、3.リグーリア州(ジェノヴァ)、4.ロンバルディア州(ミラノ)の4州があります。
イタリア北東部には、5.トレンティーノ=アルト・アディジェ州(トレント)、6.ヴェネト州(ヴェネツィア)、7.フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州(トリエステ)、8.エミリア=ロマーニャ州(ボローニャ)の4州があります。
イタリア中部には、9.トスカーナ州(フィレンツェ)、10.ウンブリア州(ペルージャ)、11.マルケ州(アンコーナ)、12.ラツィオ州(ローマ)の4州があります。
イタリア南部には、13.アブルッツォ州(ラクイラ)、14.モリーゼ州(カンポバッソ)、15.カンパニア州(ナポリ)、16.プッリャ州(バーリ)、17.バジリカータ州(ポテンツァ)、18.カラブリア州(カタンツァーロ)の6州があります。
イタリア離島部には、19.シチリア州(パレルモ)、20.サルデーニャ州(カリャリ)の2州があります。
忘れてならないのは、イタリア国内には2つの独立国が有り、ローマ市内にはカトリックの総本山であるバチカン市国があります。またイタリア半島の中部にはサン・マリノ共和国があります。

イタリアワイン

イタリアワインは、温暖な気候に恵まれ、イタリア20州全てで特徴あるワインが作られています。
使われる品種は、イタリア土着種のバルベーラ、サンジョヴェーゼ、ネッビオーロ、トレッビアーノ、ピノグリージオといったブドウが多いようです。
イタリアのワインは1963年に制定されたDOC法で管理されており、上からDOCG、DOC、IGT、VdTに分けられています。またスーペル・トスカーナと呼ばれる、ワイン法や従来の格付け基準にとらわれずに造られるトスカーナ産の上質なワインもあります。
2006年に冬季オリンピックが行われたトリノを州都とするピエモンテ州は、ワインやトリュフが特産品で、トリュフは大変貴重な白トリュフが有名です。有名なワインの銘柄としては、DOCGのアスティ/アスティ・スプマンテ、バローロ、バルバレスコ、ブラケット・ダックイ、ドルチェット・ディ・ドリアーニ/ドルチェット・ディ・ドリアーニ・スーペリオーレ、ガッティナーラ、ゲンメ、モスカート・ダスティ、ロエロなどがあります。
トスカーナ州は農業が大変に盛んで、ワイン、オリーブ、小麦などを生産しています。有名なワインの銘柄としては、DOCGのブルネッロ・ディ・モンタルチーノ、カルミニャーノ・ロッソ、キャンティ / キャンティ・クラシコ、モレリーノ・ディ・スカンサーノなどがあります。

Copyright © 2007 イタリア地図でワイン旅行を!